Zoho CampaignsとMailchimpは、どちらもメールの作成・送信に加えて、連絡先の管理、読者の分類、登録フォーム、自動配信まで扱えるツールです。
機能の数を比べても差はつきません。見るべきなのは、いま使っているサービスとどうつなぐかと、今後どのように配信を続けるかです。この2点で違いを整理していきます。
Zoho Campaigns
こんな人に
Zoho製品を含む連携環境や、継続・単発という配信方法に合わせて選びたい
Mailchimp
こんな人に
連絡先数と送信数を基準に、読者管理と自動配信を一つにまとめたい
Zoho Campaignsは、Zoho製品や外部サービスとの連携を確認しながら、継続配信と季節的な配信の費用を分けて考えたい場合の候補です。Mailchimpは、連絡先数と送信頻度を基準にしつつ、読者管理や複数段階の自動配信をまとめて組み立てたい場合に検討しやすい選択肢です。
| 比較する点 | Zoho Campaigns | Mailchimp |
|---|---|---|
| 主な範囲 | メール配信、連絡先、登録フォーム、読者の分類、自動化 | メール配信、読者管理、フォーム、自動化、配信結果の確認 |
| 自動化 | Standardは基本的なワークフロー、Professionalは高度なワークフロー | Essentialsは1フロー最大4段階、StandardとPremiumは最大200段階 |
| データの取り込み・連携 | CSV・Excelから取り込み。Zoho製品や外部サービスとの連携 | CSV、表計算シートからの貼り付け、連携アプリで追加・更新 |
共通しているのは、メール配信と読者管理を同じ場所で扱えることです。違いが表れるのは、料金の数え方、自動配信の組み方、既存データやサービスとのつなぎ方です。
Zoho Campaignsでは、Zoho製品や外部サービスとの連携が用意されています。連絡先はCSVやExcelから取り込めるほか、CSV、TSV、XLS、JSONなどで書き出せます。すでにZoho製品を使っているなら、必要な連携先が含まれるかを最初に確認しましょう。
Mailchimpでは、CSVの読み込み、表計算シートからの貼り付け、連携アプリを使った連絡先の追加・更新に対応しています。現在の顧客名簿や購読者リストを移すなら、保存しているデータをどの方法で取り込めるかを確認しておくと移行方法を決めやすくなります。
どちらもデータを取り込めますが、見るべき点は同じではありません。Zoho Campaignsでは既存のZoho製品や必要な外部サービスとの接続、Mailchimpでは現在のリストを無理なく追加・更新できる方法。これらを中心に確認します。
どちらも連絡先数が料金を決める基準です。ただし、月額を並べても実際の負担は判断できません。保存する連絡先の数、1か月に送る通数、配信頻度、無料枠に含まれる範囲を分けて見ます。
| 項目 | Zoho Campaigns | Mailchimp |
|---|---|---|
| 課金単位 | 連絡先数 | 連絡先数 |
| 無料の入口 | Forever Free: $0 | Free: $0 |
| 大規模 | 公開された該当プランなし | 公開された該当プランなし |
注意
料金は2026年7月22日にGLOBAL向けの表示を確認したものです。Zoho Campaignsは地域、通貨、連絡先数、送信数、利用量で実額や条件が変わります。Mailchimpの有料プランはUSDの月払い開始価格で、地域、通貨、連絡先数によって実額が変わります。申込み前に公式ページで確認してください。
Zoho CampaignsのForever Freeは、最大2,000件の連絡先、月6,000通、5ユーザー、登録フォームを含みます。有料の月額プランは連絡先数に応じて段階が変わります。加えて送信クレジットを購入する方式もあるため、毎月配信するのか、特定の時期だけ送るのかで費用の考え方を変えられます。
MailchimpのFreeは、最大250件の連絡先、月500通、1日250通までです。フォームやランディングページも試せます。有料プランでは、連絡先数だけでなく月間送信上限もプランごとに変わります。「500人へ月1回」と「同じ500人へ毎週」では必要な送信数がまったく違うので注意してください。
無料枠の大小だけで決めず、実際に保存する連絡先数と配信回数を書き出してから比べることが大切です。Mailchimpでは、配信対象ではない状態の連絡先も保存件数に含まれる場合があるため、現在のリスト全体を基準に確認します。
Zoho CampaignsのStandardには、画面上で組み立てる基本的なワークフローが含まれます。Professionalでは、より高度なワークフローと細かな読者分類を使えます。簡単な自動配信で足りるか、条件を分けた運用まで必要か。ここで確認するプランが変わります。
Mailchimpでは、自動配信に使える段階数がプランごとに明確に分かれています。Essentialsは1つのフローにつき最大4段階、StandardとPremiumは最大200段階です。登録後に数通の案内を送る程度なのか、条件に応じて長い流れを組みたいのかを先に決めると、必要なプランを絞れます。
読者の分け方にも差があります。Zoho Campaignsは連絡先、リスト、読者分類を使って配信先を管理し、Professionalで高度な分類を利用できます。Mailchimpは連絡先プロフィール、タグ、読者管理画面を備え、Standard以上で高度な分類を利用できます。細かく分ける予定があるなら、分類機能の名前より「どの条件で誰に送るか」を先に書き出すほうが実用的です。
Zoho Campaignsは、Zoho製品を含む現在の利用環境との連携を確認したい人や、毎月の継続配信と季節的な配信で料金方式を分けたい人に向いています。無料枠で扱える連絡先数と送信数を重視する場合も候補に残しやすいでしょう。
Mailchimpは、連絡先数と送信頻度から必要なプランを考え、フォーム、読者管理、自動配信をまとめて運用したい人に向いています。複数段階の自動配信を予定しているなら、必要な段階数からプランを選べます。
最終的には、現在の連絡先数だけでなく、今後増える分、月間の送信回数、必要な自動配信の長さまで含めて比べます。ここが決まれば、無料枠だけで始められるのか、有料プランのどの範囲を確認すべきかが見えてきます。
Q.無料で始められる?
A.どちらにも無料の入口があります。Zoho CampaignsのForever Freeは最大2,000件の連絡先と月6,000通、MailchimpのFreeは最大250件の連絡先と月500通、1日250通までです。実際の連絡先数と送信予定数が両方とも枠内かを確認してください。
Q.自動配信はどちらでも使える?
A.どちらも使えますが、プランによって範囲が変わります。Zoho CampaignsはStandardとProfessionalでワークフローの範囲が異なります。MailchimpはEssentialsが1フロー最大4段階、StandardとPremiumが最大200段階です。
Q.料金は何を比べればいい?
A.連絡先数、月間送信数、無料枠、必要な自動化の範囲を分けて比べます。Zoho Campaignsでは月額プランと送信クレジット方式、Mailchimpでは連絡先数とプランごとの送信上限も確認します。
確認日: 2026-07-10 以降(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
Zoho Campaigns
Mailchimp